「治験って高校生でもできるの?」
「18歳だけどまだ高校生。参加できる?」
「未成年でも親の同意があれば大丈夫?」
こうした疑問を持って検索している方は少なくありません。
結論からお伝えすると、多くの治験は18歳以上が対象であり、高校生は基本的に参加できません。
ただし、例外的に未成年を対象とした治験も存在します。
この記事では、
- 高校生が治験に参加できない理由
- 18歳・19歳の扱い
- 未成年が参加できる治験の特徴
- 成人後に参加する場合のポイント
を、参加者目線でわかりやすく解説します。
【早見表】高校生・未成年の治験参加可否
| 年齢 | 参加できる? | 備考 |
|---|---|---|
| 15〜17歳(高校生) | ❌ 原則不可 | 未成年の健常者治験はほぼ募集なし |
| 18歳(高校生含む) | △ 条件付き | 18歳以上対象なら可能だが高校生不可の場合あり |
| 18〜19歳(大学生等) | ◯ 多くは参加可 | 18歳以上対象案件なら参加可能 |
| 未成年の患者治験 | ◯ 条件付き | 保護者同意が必須 |
そもそも治験とは?
治験とは、新しい薬や治療法の安全性・有効性を確認するために行われる臨床試験のことです。
厚生労働省の厳格な基準(GCP省令)のもと、医療機関で実施されます。
参加はすべて自由意思で行われ、事前に十分な説明を受けた上で同意する必要があります(インフォームド・コンセント)。
高校生は治験に参加できる?
結論:ほぼ参加できません
日本国内で実施されている治験の多くは、18歳以上または20歳以上の成人を対象としています。
特に健康な人を対象とした「健康成人治験(第I相試験)」では、身体への影響を慎重に観察する必要があるため、未成年は対象外となるのが一般的です。
なぜ高校生は参加できないの?
理由は大きく3つあります。
① 同意能力の問題
治験参加には、内容を理解し、自らの意思で同意することが必要です。
未成年は法律上、単独での同意能力が制限されるため、原則として参加対象外になります。
② 発達段階への配慮
未成年は成長過程にあるため、副作用の影響が成人と異なる可能性があります。
安全性を最優先する観点から、健常者対象の治験では除外されることがほとんどです。
③ 倫理的配慮
治験は医療研究の一環であり、倫理審査委員会の承認が必要です。
未成年の健常者を対象にするハードルは非常に高くなります。
18歳だけど高校生。参加できる?
ここが一番迷いやすいポイントです。
2022年の民法改正により、成年年齢は18歳に引き下げられました。
そのため、
- 「18歳以上」と明記された治験 → 参加可能な場合あり
- 「大学生以上」「高校生不可」と明記 → 参加不可
というケースがあります。
実際には、医療機関側が「生活環境の安定性」などを理由に高校生を除外していることもあります。
未成年が参加できる治験はある?
あります。ただし条件付きです。
主に「患者対象」の治験
例:
- 小児アトピー性皮膚炎
- 小児喘息
- 花粉症
- ニキビ
- ワクチン試験
このような治療目的の治験では、未成年が対象になることがあります。
必須条件
- 保護者の同意・署名
- 本人の理解と同意(アセント)
- 事前検診の通過
- 保護者同伴での来院
「高校生がアルバイト感覚で参加できる治験」は、基本的に存在しません。
高校生が今できること
もし治験に興味があるなら、今は無理に探す必要はありません。
成人後に備えてできること
- 治験の仕組みを正しく理解する
- 健康状態を整えておく
- 飲酒・喫煙を控える
- 他の治験との重複参加ルールを知る
治験は「短期間で高額」と言われることもありますが、安全性とルールが最優先です。
成人後に参加できる治験バイト
18歳以上になると、参加できる治験の幅は大きく広がります。
- 健康成人向け入院治験
- 通院型治験
- 食品・サプリ試験
- ジェネリック医薬品試験
特に大学生は長期休暇を活用しやすいため、参加しやすい層と言えます。
よくある質問(FAQ)
Q. 高校生が親の同意をもらえば参加できますか?
原則として健常者対象の治験は不可です。患者対象の治験のみ可能な場合があります。
Q. 18歳なら必ず参加できますか?
募集条件に「18歳以上」と明記されていれば可能ですが、「高校生不可」と記載がある場合は対象外です。
Q. 治験はアルバイトですか?
法律上はアルバイトではなく、有償ボランティアです。謝礼は「負担軽減費」として支払われます。
まとめ
- 高校生が参加できる治験はほぼありません
- 18歳以上であれば参加できる可能性はあります
- 未成年対象治験は患者向けが中心
- 保護者同意が必須
治験は医療の発展に欠かせない重要な取り組みです。
参加を検討する場合は、年齢条件・安全性・ルールを十分理解した上で判断しましょう。
もし成人後に治験情報を探す場合は、地域・年齢・条件で検索できるサイトを活用すると効率的です。
安全第一で、正しい情報をもとに検討することが大切です。







