爪水虫

【疾患コラム】

 爪水虫が起こる原因とその症状とは

 

[目次]
爪水虫
-爪水虫が起こる原因とその症状とは
-では爪水虫にならないためにどうするか?
-水虫の予防としてできることは?
-それでももし爪水虫と診断されたら?

 

□爪水虫□

治験・臨床試験モニターを募集する「ぺいるーと」が、いろいろな疾患の情報をご紹介します。

今回は「爪水虫」を題材にしたコラムです。

水虫と聞くと真っ先に足の裏の皮膚がめくれたり、むずがゆい感じが思い浮かぶのではないでしょうか。

しかし水虫は、足だけではなく体のどの部分にも発症します。

今回はその中でも爪の中に入りこんで起こる「爪水虫(爪白癬)」について述べていきましょう。

 

爪水虫が起こる原因とその症状とは
 

実際に多くの人が悩まされている水虫。

その水虫が起こるのは白癬菌という菌が原因です。

そして白癬菌は様々な部位に感染し、感染した場所によって病名が異なります。

 

爪水虫は足水虫(足白癬)を放置したために起こる場合がほとんどです。

足水虫の皮膚から白癬菌が爪の中に侵入し寄生することで起こります。

爪水虫になると爪がボロボロにもろくなり、爪下の角質が分厚くなります

分厚くなった爪は、通常の爪きりでは切れないほどに浮き上がることもあります。
 

 

そして爪には知覚神経がなく、自覚症状がありません。

かゆみもないため見た目が変化し気づくことがほとんどでしょう。

そして爪水虫は足だけではなく、爪切りの際や足水虫を触った際に手の爪にも発症します。

それでも爪水虫は見た目だけでは判断ができず、医療機関では顕微鏡検査にて診断を行います。

 

爪が白く濁ったり、分厚くなっても実際にそうでない場合もあるのです。

爪水虫のように爪の変形を伴う疾患は多数あるため、必ず医療機関(主に皮膚科)にて顕微鏡検査を受けるようにしましょう。

 

では爪水虫にならないためにどうするか?
 

足水虫の予防早期治療が大切です。

足水虫は生活する中で落ちた白癬菌が他の人の足に付着することで感染します。

例えば同じバスマットを使用して菌が付着する、という話はよく耳にします。

 

しかし、菌が足に付着してもすぐに発症するわけではありません。

付着した状態が長く続き、菌にとって居心地の良い環境が整うことで白癬菌が増殖し水虫になるのです。

 

白癬菌の増殖を促す要因として、湿気の多い環境があります。

長靴やブーツは蒸れやすく白癬菌が増殖しやすくなり注意が必要です。

また、指先に小さな傷があると感染しやすくなります。

 

水虫の予防としてできることは?
 

・毎日入浴し石鹸で足を綺麗に洗う

・爪も丁寧に洗い、適度な爪切りを行う

・洗ったあとの足は十分に乾燥させる

・靴下や靴は通気性の良いものを選ぶ

・バスマットやタオル、スリッパを共用しない

・長靴やブーツなど蒸れやすい履物の長時間着用を避ける

 

裸足になる機会が多い日常生活の中では、白癬菌の付着は完全には避けられません。

しかし付着しても清潔を保って予防することができれば発症を防ぐことができます。

 

何よりまず足にかゆみを感じたり、皮膚に病変が生じたら医療機関を受診しましょう

早期に発見し適切な治療を開始することで爪水虫への進展を防ぎましょう。

 

それでももし爪水虫と診断されたら?
 

爪水虫は痛みもなく日常生活に支障がないことや、治療を始めても治療期間が長引くことから、放置してしまうケースが多いです。

そのため重症化し、完治までにさらに時間を要することになります。

 

最近では10人に1人が爪水虫を発症していると言われていますが、放置され治療を受けていない方がほとんどです。

しかし爪水虫は決して放置してはいけません。

極めて早い治療が必要です。

 

一種の感染症であるため、同居する家族や身近な人へ感染します。

また、放置し悪化した場合には靴が履けなくなったり歩きにくくなるなどの支障がでてきます。

そしてさらに進行すると、足の指の切断、下肢の切断に至る場合もあるのです。

 

爪水虫と診断されたら適切な治療を受け完治を目指しましょう。

治療しない限り白癬菌が住み続け、足水虫にもなり一生水虫と付き合うことになります

そうならないためにしっかり予防または治療を行いましょう。

 

 

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